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Hotop 12ft #8/9/10

誕生の経緯

12ftのダブルハンド… 少々短すぎないか? とお感じになる方が多いのではないでしょうか?
従来、ダブルハンドロッドと言えば#8ロッドなら14ft前後、#10では15ftが定番。 スペイロッドにいたってはもっと長いものも珍しくありません。
当然、私もこれらのダブルハンドロッドを使用して西は鳥取県・日野川から東北、北海道の河川、海外ではロシアにも釣行してきました。
さまざまな経験をするうち、自分自身の課題が出てきました。 国内の釣り場でより安定的に釣果を出すために何をすればよいか?
それは、『繊細さ』です。

遡上魚であるサクラマスを山形県の河川で狙っていた時のこと、すでにローウォーター(減水期)に入っていたその河川にはサクラマスが群れになって泳いでいるのが良く見えました。
ところが、それらの魚はたった私の一投で雲の子を散らしたように逃げてしまいました。
原因は水面をラインで叩いてしまったことです。 ついつい重量のあるダブルハンドを手にすると「えいやっ!」っと投げてしまうからです。

その年、15ftの#10ロッドに7xティペット、#16〜18のエルクヘアカディスを結び、ヤマメのライズを狙ってより静かに釣ることを目指しました。 その時感じたこと…「もっとライトラインが使えるダブルハンドが欲しい!」そう思いました。
そして、12ft・#6というダブルハンドを手にしました。 釣果は思ったとおりでした。

しかし、大河川で大型のフライを結んだときには違いました。
練習の成果もあって今までより繊細に釣れるようになったぶん、コントロールも良くなっていくらかの釣果は出せるようになりましたが、やはり#6で釣った時のようにはいきませんでした。 #6ラインと言う重量では大きなフライをキャストしようと思うとやはり力が入ってしまったからです。

通常のターゲットとなるレインボーやヤマメなどの陸封魚を狙った場合にはより繊細さが必要でした。
シングルハンドのように軽くて、#8〜10ラインが使いたい… Hotop 12ftはそんな思いから誕生しました。

チャンスを逃さない

ずばり、ターゲットは北海道の本流に潜むスーパーレインボー。
シューティングヘッドをはじめ、スペイラインなどのさまざまなラインを使用でき、フライも小型のセッジから大型のストリーマーまで状況に応じて使い分ける事ができます。
片手でキャストできるほどの軽いロッドは#10ラインでも繊細にキャストする事ができます。
キャスト後のロッドワークはまるでシングルハンドのように軽快です。

そして驚いたのはそれだけではありませんでした。
ロッドが12ftになったぶん、飛距離が落ちるのではないかと思っていたのですが、ロッドが短く、軽くなったぶん降り抜くスピードが上がり、従来と飛距離もほとんど落ちる事がなく釣りが可能でした。
12ftという長さはさらにメリットがありました。
私がワゴン車を利用していたお陰で、車にワンピースで収納でき、釣り場間の移動がまったく面倒ではなくなりました。
1日のうちに釣りができるポイントは倍以上といっても過言ではないかもしれません。
準備に時間がかからない、ということはすなわち、チャンスを逃さないということです。
想像してみてください。
釣り場の移動中、河川敷の道路からボイルやライズが見えました… 車を止めたら、すぐに釣りができるんですから。

Hotop 12ftは発売以来、キングサーモン、アトランティックサーモン、スチールヘッドの実績もでき、国内ではシロザケ、イトウなどの大型魚にも対応できました。
もちろん、それぞれの釣り場に最適のロッドというのがあることは間違いありません。
しかし、Hotop1本で大河川、湖、海などいろんなフィールドでフライフィッシングを楽しむことができることも事実です。
まずは、この1本で出かけてみてください。
きっと今まで体験した事がないような釣りに出会えると思います。


オリジナルロッド
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